ミキミキさんからみなさまへ

ZIGねこ

2010年06月02日 15:22

サイゾー&ARKのこと

わんにゃん情報@滋賀をご覧の皆さま、ミキミキと申します。

1月16日にサイゾーを保護し、
2月18日にARK(アニマルレフュージ関西)に連れて行き、
3ヶ月間新しい出会いを待ちましたが、
私自身のサイゾーLoveな気持ちが日に日に増してき、
ARKにお願いして、5月23日正式にサイゾーの飼い主となりました。

病気(IBD突発性炎症性腸炎)の犬と
犬初心者の飼い主という
ちょっと無謀なスタートなんですが
サイゾーに残された時間を
ひとりと一匹、楽しみたいと思います。

1月保護当時、飼い主が捜している様子は全くなく
体調は悪くなるばかりで
獣医さんにもうダメかもしれないと言われました。



そんな中、こちらのブログに
転載していただいてるのを見つけた時にはびっくりし、
気にかけて下さる人がいることが本当にうれしかったです。

その後もサイゾーのことを載せていただき
そして彼を迎えるに際しても
このブログにどれほど励まされたか計り知れません。

最初に取り上げていただいて以来
気にかけて下さった方、コメントして下さった方
そしてZIGねこ様、全ての方に感謝します。


 

サイゾーがお世話になった
ARK(アニマルレフュージ関西)について
http://drupal.animalrefugekansai.org/?q=ja/

ARKには、いろいろな事情で引き取られた
たくさんの犬と猫がいます。
何度か散歩ボランティアで出会った子は、

飼い主失踪、飼い主逮捕
ホームレスさん施設入居のため、
不妊せず増やしてしまったため等、様々です。

ARKでは一頭一頭に対して適切な食事
一日2回の散歩、避妊去勢手術
獣医さんも常駐しているので
サイゾーのような病気の子の治療、など本当に手厚いです。

そして何より犬猫を心から愛する人の集団ですので
辛い経験をしてきた犬猫たちに忘れかけてた
あるいは忘れてしまった人間に愛されることの
素晴らしさを教えます。

だから、ARKの子はとても飼いやすいと思います。
個性豊かな子ばかりで
きっと新しい飼い主を幸せにしてくれるでしょう。
 


ARKの事務所に少しの時間いるだけでも
引取り依頼や近くに衰弱した子猫がいる・・
などいろいろな電話がかかってきますが
もちろんすべてを引き取ることは出来ませんが
それぞれに適切なアドバイスをして下さいます。

私もサイゾーを保護して途方にくれ、相談しましたが
逐一アドバイスをもらい
どうしてやることが彼のためか?ということを考える
指標になっていただきました。




散歩しながら強く思ったことは
「これは絶対に人間がやらなければならないことだ!」
ということです。

狼やリビアヤマネコをこんな風に人と暮らすべく
犬と猫にしてきたのは人間です。

毎年30万頭の殺処分………いいわけがありません。

各地の管理センターや
愛護センターがこういう所であったなら、
センターに行く=殺処分という
図式ではなくなります。
そうあるべきだと思います。


興味のある方は、是非ARK
見学やボランティアに行って見てください。
 
前もってメールや電話で問い合わせれば
対応していただけます。
素晴らしいスタッフと素晴らしい犬猫たちが
多くのことを教えてくれますよ。




サイゾーくんのことを初めて知った・・という方は
こちらの記事をごらんくださいね。(^^)
 
↓↓ 5月26日 サイゾーくんを家族として ↓↓
http://wannyanhelp.shiga-saku.net/e442920.html


一昨日、サイゾーくんの保護主、ミキミキさんより
「サイゾー&ARKのこと」と題して
みなさまへのメッセージをいただきました。


私自身ARKへは、ときどき不足物資支援をしたり
以前には、カルカッタちゃん、みどりちゃんの
キャットスポンサーをしていたこともあって
ARKのHPは、いつも見ていました。
 
そんなとき、ARKライフラインネットワーク
「大津市で迷子になった柴犬」の里親募集を見つけました。

滋賀県の情報なので、さっそく転載した記事を
わたしが保護主さんに転載許可を頂く前に
保護主さんのほうが先に見つけてコメントを下さったのです。
 
ここに載せても、それきり連絡のない方もありますが
ミキミキさんは、いつもキチンと連絡をくださり
本当にしっかりとした方に保護されたのだなぁと
サイゾーくんの『不幸中の幸い』を思いました。
 
残念ながら、飼い主さんは見つかりませんでしたが
サイゾーくんは
もっと大きな幸運を掴んだのかもしれません。
 
ミキミキさんとサイゾーくんの
日々の、なにげない、幸福なひとときが
ゆるやかに、穏やかに、永く続きますようにと
願っています。

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獣医師は動物の命を助けることのできる国家資格であるとともに
ガス窒息死殺処分で死んでいく犬ねこの苦しみを少しでも軽くし
薬で安楽死させることのできる唯一の国家資格の持ち主である。



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