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「犬たちをおくる日」
と言うタイトルを見つけたのは2週間ほど前。
それは「楽農舎のやっちゃんとみっちゃんの日記」でした。
http://rakunoshyasu.shiga-saku.net/e408420.html
楽農舎さんのことはよく知っていました。
自然な優しい色の黄身のたまご。昔、こどもの頃食べたたまごと同じ味がして
いつころからか、それを求めて高島市まで買いに行くようになりました。
鶏の餌に、地場のお豆腐屋さんのおからなどを使い
安心安全な農業・養鶏などをされています。
わたしが説明するより、こちらのHPをどうぞ。(^^)
農業と田舎を楽しむ楽農舎のページ
楽農舎 なごみの里観光農園
↓↓ こちら ↓↓
http://homepage2.nifty.com/rakuno-shya/
【犬たちをおくる日】
「やっちゃんとみっちゃんの日記」にも紹介されていますが
この本には
愛媛県動物愛護センターで日々奮闘されている
職員さんたちの思いや日常が、ていねいに書かれています。
楽農舎さんのやっちゃんさんのお友達が
このセンターに勤務されているのだそうです。
ネットでこの本のことは知ってて、前から気になっていたのですが
自分は愛護の精神はわかってるつもりだから・・とか
きっと辛くて涙で読めなくなりそうで・・とか
わざわざ可哀相などうぶつのことを読みたくない・・とか
いろいろ理由をつけて購入を先延ばしにしていました。
でも楽農舎さんのブログを読んで踏ん切りがつき、購入しました。
表紙の写真のワンちゃんの目を見ただけで涙のわたしは
ページをめくるごとに、涙で文字も見えなくなっていました。
でも泣けたのは、ただ辛い現実だけではなく
それに関わる人たちの思い。地道な努力。
それに応える県民。優しいエピソード。すべて。
「捨てられる命を助けることは必要だ。
しかし、そこに力を入れるより、捨てられる命をなくすほうが
幸せな社会が築けるはず。
そして、命を捨てる人間より、命を愛して守る人間として暮らすほうが
人もまた幸せを感じることができるのである。
そのためには多くの人に今の現実を知ってもらう。」
この一文はまさに的を得ていると思いました。
助けてばかりで自滅していくシェルターもある。
愛護のための寄付か、寄付のための愛護かわからない所も。
ただ可哀相だけでなく
もう少し知ることで
それを伝えていくことで
どうぶつたちの置かれている現状と、ヒトの心が
少しずつ変わっていくことを、願ってやみません。
この本はまた、前の3冊のように
大津市動物愛護センターに置いてもらうつもりです。
よろしければ、そちらでもお読みくださいね。(^^