譲渡会のキジトラくん

ZIGねこ

2010年04月17日 23:50

2月24日の譲渡会からずっと連続出場しているのに
今回も里親さんが見つからなかったキジトラねこちゃんは、やはり
「飼い主さんによる持ち込み」
のネコちゃんだそうです。
いわゆる飼育放棄です。


迷い猫のことでセンターにお電話された方がコメントくださいました。
また、センターを訪問された方からの情報によりますと
この子は「とても可愛い甘えたの子」
先週末に見たときは、目の横にケガをしていたとのこと。
甘えて、ケージの柵にスリスリし過ぎて出来たようなケガだそうです。

2月24日から譲渡会に出ているということは
センターでのケージ生活が、もう2ヶ月は続いていることになります。
家ネコで自由にしていた子が長期にケージ生活を強いられることは
それだけでもどんなにかストレスになると思われます。
その挙句に処分になってしまうとしたら、あまりに哀れです。(涙
 
元飼い主さん、どんな事情があったのでしょう。
根気よく譲渡会に出していただいているのに
それでも尚、まだ里親さんが見つからないこの子を
顔にケガをするほど、ケージから出たくてスリスリ甘える子を
どう思って見ておられるのでしょう・・・
少しは心を痛めてくれているのでしょうか・・・
 
犬の場合、一度はセンターに持ち込んでも、飼い主さんが再度考え直して返還という
「飼い主への再飼育返却」というものが、年間数件あるようですが
ネコに関してはまったくありません。

動物保護管理関係統計 (平成20年度分集計)より


   安楽死となっていますが、滋賀県はまだガスによる致死処分だそうです。


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