しがわん♡しがにゃん

「犬たちをおくる日」・・・という本

2010年03月29日

滋賀咲くブログTOPの最新ブログ記事で
「犬たちをおくる日」
と言うタイトルを見つけたのは2週間ほど前。

それは「楽農舎のやっちゃんとみっちゃんの日記」でした。
http://rakunoshyasu.shiga-saku.net/e408420.html
  
 
楽農舎さんのことはよく知っていました。
自然な優しい色の黄身のたまご。昔、こどもの頃食べたたまごと同じ味がして
いつころからか、それを求めて高島市まで買いに行くようになりました。
「犬たちをおくる日」・・・という本 

鶏の餌に、地場のお豆腐屋さんのおからなどを使い
安心安全な農業・養鶏などをされています。

わたしが説明するより、こちらのHPをどうぞ。(^^)
農業と田舎を楽しむ楽農舎のページ
楽農舎 なごみの里観光農園
↓↓   こちら   ↓↓
http://homepage2.nifty.com/rakuno-shya/
 

 

【犬たちをおくる日】 
「犬たちをおくる日」・・・という本
 
「やっちゃんとみっちゃんの日記」にも紹介されていますが
この本には愛媛県動物愛護センターで日々奮闘されている
職員さんたちの思いや日常が、ていねいに書かれています。

楽農舎さんのやっちゃんさんのお友達が
このセンターに勤務されているのだそうです。
 
ネットでこの本のことは知ってて、前から気になっていたのですが
自分は愛護の精神はわかってるつもりだから・・とか
きっと辛くて涙で読めなくなりそうで・・とか
わざわざ可哀相などうぶつのことを読みたくない・・とか
いろいろ理由をつけて購入を先延ばしにしていました。
 
でも楽農舎さんのブログを読んで踏ん切りがつき、購入しました。
表紙の写真のワンちゃんの目を見ただけで涙のわたしは
ページをめくるごとに、涙で文字も見えなくなっていました。

でも泣けたのは、ただ辛い現実だけではなく
それに関わる人たちの思い。地道な努力。
それに応える県民。優しいエピソード。すべて。

「捨てられる命を助けることは必要だ。
しかし、そこに力を入れるより、捨てられる命をなくすほうが
幸せな社会が築けるはず。
そして、命を捨てる人間より、命を愛して守る人間として暮らすほうが
人もまた幸せを感じることができるのである。
そのためには多くの人に今の現実を知ってもらう。」


この一文はまさに的を得ていると思いました。
助けてばかりで自滅していくシェルターもある。
愛護のための寄付か、寄付のための愛護かわからない所も。


ただ可哀相だけでなく
もう少し知ることで
それを伝えていくことで

どうぶつたちの置かれている現状と、ヒトの心が
少しずつ変わっていくことを、願ってやみません。
 
この本はまた、前の3冊のように
大津市動物愛護センターに置いてもらうつもりです。
よろしければ、そちらでもお読みくださいね。(^^



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この記事へのコメント
私も、本屋で見ても泣いてしまうので、さけてしまいます(T_T)
ロッキーの件でも思い出して泣いてしまって…
お客様に笑われてました(笑)
早く今の動物の可哀想な状態がなくならないと…
私の目…腫れるんですけど(>_<)どうしたもんだか(笑)
Posted by あさ at 2010年03月29日 16:21
>あささん
こういう本、私もまったくダメなんです。
ものすごく勇気が要りました。(^^;
わたしも泣くと目がパンパンに腫れてしまうんで
そんなときに来客があると困ります。

この本、漢字にふりがながふってあり
子どもさんにも読みやすくなっています。
小さなときからこの現実を知ってもらって
次の世の中を変えて行って欲しいなと思います。

ロッキーくん、お客様にも愛されて
あささんのお店に来れて幸せでしたね。
ホントに良かったです、嬉しいです。
 
Posted by ZIGねこZIGねこ at 2010年03月29日 23:25
ご紹介くださった本、アマゾンでポチりました・・。
店頭では絶対に手にすることができない本です。
カバーの写真に、どうにもこうにも・・・・涙ですね。。
自分は、動物を保健所に持ち込んだり、捨てたりする人間じゃないので関係ない。と避けてきた類の本ですよ。
これまで出会ってきた動物たちが同じ運命を辿っていたかも。と思いながら読み進めました・・。
悲しい内容が多いけれど、尊い命と向き合う保健所で働く方々の思いを知れる、とても良い内容の本でした。
是非に多くの方に読んでもらいたいです。
滋賀のセンターも、子犬たちは雑種が多く、カバーの写真に似た子犬に出会ったこともあります。でも、成犬にいたっては血統証付きのペットショップで買えば高価な犬たちの多いこと・・。
寂しいですね。
保健所に持ち込まれる命、捨てられる命が1頭でも多く減ることを願ってやみません。
Posted by みぃちゃん at 2010年04月01日 13:58
>みぃちゃんさん
コメントありがとうございます!
ホントに、表紙の写真だけで涙・・ですもんね・・
店頭ではなかなか買えないですよね。。

わたしも同じく、こういう本は動物愛護しない人が読むべきで
自分には関係ない・・と思ってました。でも、考え方が少し変わりました。
わかってるつもりだったのに、なにもわかっちゃいなかったのだ・・と。
 
亡くなった子たちの思いが本を通じて迫ってきて
凹んでばかりいた気持ちが少し前向きになりました。
まさか読後にそういう気持ちになるとは思わなかったのですが・・。

熊本市愛護センターのような進んでいる自治体は少なく
日本のほとんどがここに書かれていたようなやり方で処分をしてる訳で
この本は是非、未来を担う子どもたちに読んでほしいです。
Posted by ZIGねこZIGねこ at 2010年04月01日 22:58
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